カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira- |
by vadiacao カテゴリ
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【訳出済】
さっそく行きましょう!本文のない写真ページもアップしていくので楽しんでください。 カポエイラはダンスであると同時に格闘技でありゲームであり音楽でもある複合的な側面を持った芸術だ。それらの要素はホーダの中で展開される。ホーダとは、カポエリスタたちが世の中(grande roda)の仕組みを身体的、リズム的パフォーマンスを通して演出するひとつの儀礼である。 カポエイラがいつどのように生み出されたかはよくわかっていない。確かなことはバイーアにおいてホーダが発達し、カポエイラ独自の表現形態として定着したということである。今日カポエイラは、世界中に散らばったメストリたちによって五大陸に広められ、さまざまな国籍の人々によって取り組まれている民衆文化である。 今日の人気の高さにもかかわらず、それは必ずしも人々に親しまれてきたわけではないし、ホーダが代表的な表現形式であったわけでもない。19世紀のリオにおいてはカポエイリスタ(カポエイラ)たちはマウタと呼ばれるグループを作り、当局から厳しい迫害を受けていた。とりわけ奴隷制廃止と共和制の宣言に伴い、1890年10月11日カポエイラをすることは刑法の中に犯罪として規定されることになった。その第402条によると「路上や公共の広場でカポエイラージェンとして知られる身体運動をすること」は犯罪になった。 バイーアの首都では状況はやや穏やかだった。その理由のひとつに、バイーア州にはカポエイラを犯罪として規定する法律がなかったことがある。そのことが遊戯性、象徴性、宗教性を併せ持った儀礼としてのホーダが発達することを可能にした。
by vadiacao
| 2010-05-17 21:23
| カポル語道場
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