カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira- |
by vadiacao カテゴリ
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いま非常勤をしている、ある大学の後期授業が今日から始まりました。ほとんど2ヶ月間におよぶ夏休みをはさんで、多くの学生にとっては当然のことながら前期の学習内容はリセットされてしまっています・・・。毎度のことながら、後期の初日はリハビリから始めることになります。
ところで先々週、別の大学で集中講義を行いました。4日間で15コマ。15コマというのは通常週1回のペースで前期・5か月かけてこなすコマ数です。私としては語学で集中講義というのも、そんな詰め込みは無理だろうと考えていたのですが、なんと、なんと予測は見事に裏切られました。 発音練習に『イパネマの娘』を丸暗記して歌い、映画『セントラル・ステーション』や日本移民に関するNHKドキュメンタリーを見て、感想や討論を行いながら、通常の前期・5ヶ月でやる内容と同じ所まで到達しました。ここまででも通常の前期カリキュラムよりも盛りだくさんです。今回はさらに、あらかじめ用意した自己紹介のスキットを丸暗記し、最終日には会話のテストまで行うことができました。 驚くべきはその成果です。参加者24名、うち1名だけが就職活動の都合で途中不参加になりましたが、他全員が非常に高い理解度に到達できました。全員にポル語のニックネームをつけ、授業中はお互いにその名前で呼び合い、最終日の最後の授業では少しウルウルしてた学生もいたほど一体感のある4日間になりました。 今回の集中講義で分かったのは、語学にある程度の詰め込みは非常に有効だということ。4日間で前期の内容以上のものを身につけることができたわけで、もし8日あれば1年分の内容を終えてしまう計算になります。もちろん会話やリスニングについては大したことはできませんが、基本文法に関して言えば、このような集中的なやり方のほうが格段に効果が上がるようです。 ヴァジアソンでもここ数年ポル語のレッスンを毎週日曜日に行っていますが、ふと考えたのは、この週末のように土日月と休みが続くようなとき、3日間連続で朝から晩までかかってテキスト1冊終えてしまう。その後の週1回のレッスンは、実践的な会話・リスニングを完全にメインにし、必要に応じて文法を確認しながら進めるというスタイル。こういうのもいいかもなと思いました。
by vadiacao
| 2010-09-21 01:09
| カポル語道場
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