カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira-


パポエイラとはカポエイラに関するパポ(おしゃべり)のこと。このホーダにはカポエイラに関心のある人なら誰でも参加できます。いちおう管理人としてグンガは久保原が担当してます。Ie~~
by vadiacao
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政岡さん、ありがとうございました!

 今回をもって政岡さんの連載は終わりです。8回に及ぶ、濃厚な内容の投稿をありがとうございました。

 最後になりましたが、ここでメストリ・カルロス・セナ【Carlos Sena】について簡単に補足しておきましょう。カルロス・セナは、1931年サルヴァドールに生まれました。49年、18歳のときにメストリ・ビンバのアカデミアでカポエイラを初め、ビンバの最も優れた弟子のひとりとしてみなされるようになります。53年にビンバがヴァルガス大統領の前で行ったヘジオナウのデモンストレーションにも参加しており、後にはビンバのアカデミアのテクニカル・コーチも務めたようです。しかし55年、彼はセナヴォックス【Senavox】と命名した独自のグループを立ち上げます。彼は、当時のバイーアで行われていたフォルクローレ化したカポエイラを批判し、そのスポーツ化に情熱を傾けました。練習のカリキュラムからホーダの進行、競技ルールまで細かく規則化し、グループ内の上下関係や高いモラルを求めました。彼の練り上げた諸規則は、当時の軍政にも評価され、セナはサルヴァドールのエリート・クラブや士官学校でカポエイラを教え始めました。また72年にブラジル・ボクシング協会に採択された「カポエイラ規則集」の草案も手がけています。彼のカポエイラのスタイルは、ヘジオナウでもアンゴラでもないものとして、カポエイラ・エスチリザーダ【capoeira estilizada: 様式化したカポエイラ】と呼ばれていました。

 政岡さんご自身がおっしゃっているように、カルロス・セナの目指したスポーツ競技としてのカポエイラは今日の主流にはなりませんでした。そのもっとも大きな理由は、あまりにも細かい規則でシステム化しようとした意図が、カポエイラの本性たる自由【liberdade】になじまなかったためだと思います。とはいえコルダゥンの原型となったフィッタ、「Salve」の挨拶など、カルロス・セナの影響力の名残は今日まで伝わっています。
 
 より詳しくは、政岡さんが準備されているご著書が刊行されるまでお待ちいただくことにしましょう。私もカルロス・セナについてはほとんど知識がありませんので、とても楽しみにしています。ともあれ私たち日本人カポエイリスタには、すでに30年以上前に政岡さんのような大先輩がいるということ。そして、そういう方からこうした貴重な体験を聞けるというのは素晴らしいことだと思います。また今後とも折りに付けいろいろな意見をお伺いできればと思います。このたびは、超多忙な合間を縫ってご投稿いただき、本当にありがとうございました。

 Salve !
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by vadiacao | 2006-06-16 10:37 | その他・雑談
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