カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira-


パポエイラとはカポエイラに関するパポ(おしゃべり)のこと。このホーダにはカポエイラに関心のある人なら誰でも参加できます。いちおう管理人としてグンガは久保原が担当してます。Ie~~
by vadiacao
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音楽はカポエイラの魂だ!

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 『Praticando Capoeira』誌
 no.39, p.20から






 先日ブラジルから届いたカポエイラの雑誌をめくっていたら、アバダ・カポエイラを代表する歌い手のボア・ヴォイス(Boa Voz)がインタビュー記事のなかで、なかなかいいことを言っていました。

 カポエイラにおける音楽の重要性についてどう思うかという質問に対して次のように答えていました。
 ブラジルの民俗文化の中で音楽というのはしばしば辛い労働や人生の悲哀と結びついている。たとえば漁民が網を引くプッシャーダ・ジ・ヘジや道を開拓する工事、アフリカ奴隷たちの強制労働などの中から歌が生まれてきた。誤解を恐れずにいうなら、音楽なしではカポエイラは単なる格闘技に成り下がってしまう。魂なくして肉体が生きられないように、音楽こそカポエイラの魂なのだ。
  この考えに私もまったく同感です。もしカポエイラに音楽がなかったら、その魅力はまったく異質のものになっていたと思います。歴史的に見ればカポエイラにも音楽のない時代がありましたし、今日カポエイラを象徴する楽器とされるビリンバウも、そのオーケストラに加わったのは比較的最近のことです。それでもいろんな曲折を経てこういう形でまとまってきたバイーアのカポエイラがブラジル全土を、そして世界中を席巻したのは、まさに音楽の持つ力だったといえると思います。リオのカポエイラがバイーアに勝てなかった一因もこのあたりにあったのでしょう。

 ホーダの質はバテリアの力強さとコーラスの美しさによって決まるといっても過言ではないですね。「パラナ ウェー」が絶妙にハモっているホーダで、柔術まがいの取っ組み合いは見たことがありませんからね。

 それからボア・ヴォイスも言っていますが、今日カポエイラの歌は、外国人がポルトガル語を学ぶ非常に大きな動機、手段として機能しているということもありますね。先月のカポ上映会で流した映画『マンジンガ・イン・マンハッタン』のなかでも多くの外国人カポエイリスタが流暢なポル語でインタビューに答えていました。カポエイラについてもっと知りたい、カポの歌を意味を理解した上で歌いたいという情熱が、そこまで動かすんですよね。そう考えるとすごいことです。
 
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by vadiacao | 2007-05-07 22:38 | 音楽(歌・楽器・CD)
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