カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira- |
by vadiacao カテゴリ
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これまで数年間カポエイラ・ヴァジアソンのなかで希望者を募ってポルトガル語講座を行ってきました。みんなそれぞれ都合があるので受講の期間はまちまちですが、それでもブラジルからメストリを招聘したときのコミュニケーションなどは、ブロークンなりに果敢に挑める人が確実に増えてきています。
今回あらたに入門コースをスタートすることになりましたので、ヴァジアソン以外の人でも関心のある方はご連絡ください。ポル語のスケジュールはこちらも参照。 実際の授業では、とにかく使えることを目的に、実践的な練習を行っています。このブログ上では、その延長として、カポエイリスタの多くが遭遇するであろうシチュエーションを想定して、実際にありそうなやり取りを紹介して行こうと思います。カポエイラの場に的を絞ったポルトガル語ということで、略して「カポル語」です。 会話の中では、必ずしも文法的に正確な表現が使われているわけではありません。ただでさえブラジルのポル語は、省略やスラングが多いですからね。このカポル語道場でも、実際にブラジル人たちが使う表現を取り上げていきます。私たちは外国人として文法的に正確な知識を身に付けようとすることは重要ですが、一方で言葉は生き物ですから、辞書を片手にブラジル人も使わないような表現を暗記しても切ないですよね。 今後このコーナーがどのように展開していくか分かりませんが、「より分かりやすく」をテーマに模索しながら、とりあえず見切り発車してみます。 ◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆ シーン1 : 講習会でメストリに挨拶をする1 Caporou : Tudo bem, mestre? Meu nome é Caporou(カポ郎). Sou do Capoeira Vadiação. 想定は「講習会」としましたが、ここではたとえばメストリ・アナニアスとか、年配のメストリとの会話をイメージして構成しました。アナニアスは現在83歳かな。これぐらいの年配の先生と20代、30代の若い先生とでは、使うボキャブラリーなども当然違います。それはどこの国でも同じですね。たとえば、「Tudo bem, meu filho」の「meu filho」などという言い方は、古い先生たちはよくします。直訳すると「息子よ」という意味ですが、もちろんここではその通りの意味ではないですね。 もしここに登場したメストリが30代くらいで、メストリ・ブラジリアよりずっと若ければ、 M: Ah, Mestre Brasília. Conheço ele. É grande mestre.というような返答も予想されます。 「あなたの先生は誰ですか?」という別の聞き方は、ビンバのクワドラを思い出しましょう? Menino, quem foi seu mestre?(お前の先生は誰だった?)「foi」は過去形なので、「誰ですか?」と現在形で聞こうと思えば、「Quem é seu mestre?」となります。
by vadiacao
| 2008-08-12 16:29
| カポル語道場
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