カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira- |
by vadiacao カテゴリ
全体 パポエイラについて カポエイラ全般 音楽(歌・楽器・CD) カポエイラの技術 レッスンの感想・提案 ホーダについて カバッサ栽培日記 カポエイラ探検隊 カポル語道場 イベント情報 ヴァジアソンの練習 サンバ その他・雑談 以前の記事
リンク
|
10月12日に群馬県の大泉町で行われた第1回全日本カポエイラ・フェスティバルに参加してきました。
日本全国と言っても、さすがに九州や北海道まではカバーしきれませんでしたが、東北から大阪あたりまでのグループがスタイルを超えてあれだけ結集できたこと、まず何よりもこの事実に価値があったと思います。 プログラムの中心は、各グループ10分間のパフォーマンスでした。その合間に子供たちだけのホーダ、女性だけのホーダ、アクロバットのコンテストやフィナーレにサンバがありました。 グループごとのパフォーマンスは、非常に興味深いものだったと思います。ふだんバチザードなどだと、他団体の人とジョーゴをする中で、グループごとの特徴の違いというものを感じることが多かったわけですが、やはりそのグループの特徴というのは、そのグループのメンバー同士が組んだときによりはっきりと表現できるものですよね。そういう意味で、今回は落ち着いていろんなグループのパフォーマンスを見ることができて素晴らしかったです。カポエイラと一口に言ってもいろいろなんだということを、参加者全員が感じられたのではないかと思います。 ただ第2回目、第3回目をイメージしてみるとき、毎回このようなグループ別のパフォーマンスというのではマンネリ化は避けられないと思います。ヴァジアソンも決して例外ではありませんが、どのグループを見てもコアメンバーというのはそれほど変わっていないんですね。いつもどこかのイベントで見かける顔ぶれが、今回も集まってきていました。こういう各グループの中心メンバーが現在の日本のカポエイラを支えているといえるわけですが、おそらく来年も同じようなメンバーが中心になるとすれば、パフォーマンスもそれほど変化に富むものにはならないだろうなと想像しちゃいます。カポエイラはカポエイラ、マクレレはマクレレですからね。もちろんレベルアップはするでしょうが、今年と同じような新鮮さは感じられないのではないでしょうか。 あとホーダがほとんどできなかったというのは、やはり寂しかったですね。最後に体育館の外で少し行われましたが、事前の告知が十分でなかったことと、遠方からの人は帰途につく必要があったため、どうしても小さなものにならざるを得ませんでした。せっかく全国からカポエイリスタが集まっているんだし、やはりホーダという交流の形式は欠かせないと思います。 イベントらしいプログラムを組むこととだらだらホーダを楽しむことのバランスが、なかなか難しいですね。ただ今回は初回ということもあるし、ジョーゴは地元でいつでもできるんですから、他のグループをよりよく知ろうというパフォーマンスのアイデアは正解だったと思います。 全体としては、いいイベントでした。午前2時に起きて、高速飛ばして6時間かけて行った甲斐がありました。実質的にひとりで準備に走り回ってくれた茨城のフィーリョス・ダ・テーハのシナに感謝です!来年も大泉で第2回を開催予定です。今年参加できなかった人はぜひ来年参加しましょう!
by vadiacao
| 2008-10-20 21:23
| カポエイラ全般
|
最新の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||