カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira-


パポエイラとはカポエイラに関するパポ(おしゃべり)のこと。このホーダにはカポエイラに関心のある人なら誰でも参加できます。いちおう管理人としてグンガは久保原が担当してます。Ie~~
by vadiacao
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カテゴリ:カポエイラ全般( 71 )

メストリ・シャミネのカポエイラ講習会

 メストリ・ヘネの講習会が先日終わって、それについて何も書かないまま、次のシャミネです。「カポエイラ入門」のほうに詳しいスケジュールなどアップしてありますので、ぜひ参加してください。
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by vadiacao | 2008-12-20 17:28 | カポエイラ全般

メストリ・ブラジリアのバチザードとCD、DVDリリース

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 メストリ・ブラジリアのCDとDVDリリースとバチザードが、12月20日午後2時から6時までサンパウロ、ヴィラ・レオポウジーナ区のヴェラ・クルース校で行われます。

 サンバ、マクレレ、マラカトゥ、スアスナのミウジーニョのほか、シャマーダについての講義も行われます。

 サンパウロにいる人はぜひ遊びに行ってください!
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by vadiacao | 2008-12-12 14:15 | カポエイラ全般

カポエイラと暴力

 深刻で深いテーマですが、今は忙しいので深入りしません。たまたまのぞいたorkutのフォーラムで見つけたトピックです。


■グルーポ・ムゼンザの大会
 Mega Fightと名づけられた大会で、フルコンタクト(直接打撃を相手に当てる)ルールのカポエイラの試合です。



■死者が出たカポエイラのイベント
 これは有名な事件で、ブラジルで最も視聴率の高いJornal Nacionalというニュース番組で報道されたときの映像です。アバダ・カポエイラがミナスで行ったイベントでの出来事です。最後に出てくる上半身裸のマルコスというカポエイリスタが、わき腹に蹴りをもらって亡くなりました。

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by vadiacao | 2008-10-20 23:50 | カポエイラ全般

群馬のカポエイラ・フェスティバル

 10月12日に群馬県の大泉町で行われた第1回全日本カポエイラ・フェスティバルに参加してきました。

 日本全国と言っても、さすがに九州や北海道まではカバーしきれませんでしたが、東北から大阪あたりまでのグループがスタイルを超えてあれだけ結集できたこと、まず何よりもこの事実に価値があったと思います。

 プログラムの中心は、各グループ10分間のパフォーマンスでした。その合間に子供たちだけのホーダ、女性だけのホーダ、アクロバットのコンテストやフィナーレにサンバがありました。

 グループごとのパフォーマンスは、非常に興味深いものだったと思います。ふだんバチザードなどだと、他団体の人とジョーゴをする中で、グループごとの特徴の違いというものを感じることが多かったわけですが、やはりそのグループの特徴というのは、そのグループのメンバー同士が組んだときによりはっきりと表現できるものですよね。そういう意味で、今回は落ち着いていろんなグループのパフォーマンスを見ることができて素晴らしかったです。カポエイラと一口に言ってもいろいろなんだということを、参加者全員が感じられたのではないかと思います。

 ただ第2回目、第3回目をイメージしてみるとき、毎回このようなグループ別のパフォーマンスというのではマンネリ化は避けられないと思います。ヴァジアソンも決して例外ではありませんが、どのグループを見てもコアメンバーというのはそれほど変わっていないんですね。いつもどこかのイベントで見かける顔ぶれが、今回も集まってきていました。こういう各グループの中心メンバーが現在の日本のカポエイラを支えているといえるわけですが、おそらく来年も同じようなメンバーが中心になるとすれば、パフォーマンスもそれほど変化に富むものにはならないだろうなと想像しちゃいます。カポエイラはカポエイラ、マクレレはマクレレですからね。もちろんレベルアップはするでしょうが、今年と同じような新鮮さは感じられないのではないでしょうか。

 あとホーダがほとんどできなかったというのは、やはり寂しかったですね。最後に体育館の外で少し行われましたが、事前の告知が十分でなかったことと、遠方からの人は帰途につく必要があったため、どうしても小さなものにならざるを得ませんでした。せっかく全国からカポエイリスタが集まっているんだし、やはりホーダという交流の形式は欠かせないと思います。

 イベントらしいプログラムを組むこととだらだらホーダを楽しむことのバランスが、なかなか難しいですね。ただ今回は初回ということもあるし、ジョーゴは地元でいつでもできるんですから、他のグループをよりよく知ろうというパフォーマンスのアイデアは正解だったと思います。

 全体としては、いいイベントでした。午前2時に起きて、高速飛ばして6時間かけて行った甲斐がありました。実質的にひとりで準備に走り回ってくれた茨城のフィーリョス・ダ・テーハのシナに感謝です!来年も大泉で第2回を開催予定です。今年参加できなかった人はぜひ来年参加しましょう!
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by vadiacao | 2008-10-20 21:23 | カポエイラ全般

群馬で第1回全日本カポエイラ祭り

 今朝ポスターの画像がメールで送られてきました。

 カポエイラ・ヴァジアソンからも久保原を含め、何人かのメンバーが参加しますよ。

 カポエイラ・ショップ ビリンバウも出店して、CDからビリンバウまで特別価格で販売しますよ。サイトに掲載していないものも持っていく予定です。もし当日、会場でお受け取りになりたいものがあれば、事前に連絡ください。

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by vadiacao | 2008-09-30 01:54 | カポエイラ全般

☆★メストリ・ブラジリア講習会とヴァジアソンのバチザード★☆

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 メストリ・ブラジリアが10月22日に来日します。

 名古屋では平日は毎晩、週末は一日中練習をします。

 10月25日(土)は東京の千代田区立スポーツセンターにも行く予定です。

 カポエイラ・ヴァジアソンのバチザードは11月2日(日)午後1時半から名古屋市中スポーツセンター第2競技場で行います。この日の午前中は、例年通り講習会も行いますよ。

 詳しいスケジュール、参加申し込みなどはこちら


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by vadiacao | 2008-09-29 01:46 | カポエイラ全般

交流の可能性

 前の記事のつきさんのコメントを受けて、

 コメント欄にお返事を書くには長くなりすぎるのと、さまざまな付随する話題が出てくるので、こうして本文として考えを書きますね。

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 他のグループと交流するときの実際はまったくそのとおりですよね。お邪魔するグループのルールを尊重するのは最低限のマナーだと思います。『カポエイラ音楽の手引き』にも書きましたが、玄関で靴を脱ぐ家にお邪魔したら、たとえ自分の家が土足でも、やはり脱がなければならないのと同じですもんね。

 ところが現実にはそういう最低限のマナーさえも危ういのが現状です。

 何年か前のあるバチザードで、ノリノリになったある他団体のプロフェッソールが、主催団体のリーダーがコマンドしているホーダを、横から「イエッ」と言って、終わらせてしまった光景を見ました。私の「常識」では、ホーダやジョーゴを中断するかどうかを決めるのはホーダを取り仕切っている主催団体のリーダーだと考えます。私から見れば、このプロフェッソールの行為は明らかな越権だし、バチザード・ジャックとでも言うべき、乗っ取り行為だと思います。しかしそこの主催団体のリーダーは何も言いませんでした。したがって私も何も言いませんでした。これはほんの一例です。

 ただ私が前の記事「新しいタイプのイベントの構想」で言いたかったのは、グループ間にあるルールの違いを無くそうとか統一しようということではなくて、ちょっと悲観的かもしれませんが、そんなに神経を使わなくてすむ仲良しグループだけで楽しんでいればいいじゃないかという、当たり前といえば当たり前の話なんです。ルールがあまりにもかけ離れている場合には、交流そのものが気詰まりだから、そういうわずらわしい付き合いは止めてしまおうというわけです。

 「新しいイベント」などと風呂敷を広げてしまったから誤解を招いてしまったかもしれませんが、私が想定しているのは、全てのカポエイリスタに向けてのイベントではなく、ルールを間違えるとかそもそも気にしなくて済むような仲良しグループの輪を強めようという方向です。

 「ルールの違い」と言うのは簡単ですが、実際にはそのルールを支えている、カポエイラに対する見方・考え方というのがあるわけで、それがまったく正反対のようなグループもあるわけです。「同じカポエイリスタじゃないか」というには、カポエイラ界の実情はあまりにも多様になりすぎています。

 そういう意味では、こんど10月12日に群馬県の大泉町で行われる「All Japan Capoeira Festival 2008」ですか。あれがどういう形をとるのか、興味深く見届けようと思っています。どういう形の交流が可能なのか?その交流はどれほど実り多いものなのか?それよりも何よりも、どれほど楽しいものになるのか?もっとも参加予定団体を見ると、ホーダをやった際、ルールの面で明らかに食い違いそうな団体は、すでにそこには入っていませんけどね。

 いい意味で私の期待が裏切られて、まだまだ多くのグループとの交流の可能性が開けることを、本当は私も期待しています。でも、傷つくのが怖いから、最初から過剰な期待はしないようにしているの(笑)乙女チックに!


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by vadiacao | 2008-09-28 01:02 | カポエイラ全般

新しいタイプのイベントの構想

 バチザードでも講習会でもない、ただひたすらカポエイラを満喫するためだけの、ゆる~い集まり。そんな集まりを作れないだろうか、と少し前から構想しています。

 カポエイラで何が楽しいといって、気のおけない仲間とホーダを囲み、冗談を言いながらただジョーゴをする。やめたいときにやめられる、飲みたいときに飲める、最初から最後まで笑顔の絶えない、そんな集まりです。

 「正しい、正しくない」というのはグループによってさまざまな基準があるでしょうが、「楽しい、楽しくない」というのは、もっと単純で、理屈じゃないところがあります。そのむかしバイーアの広場や港で行われていたヴァジアソン(カポエイラ)のイメージ。ありあわせの楽器を持ち寄って、着のみ着のままホーダを楽しむ。仕事の休憩時間や日曜の昼下がりに、自然に起こってくる遊びの輪。

 「あれをやっちゃいけない、こうしなければいけない」。カポエイラがスポーツ化されてから、ユニフォームができ、グループごとにさまざまな規則がつくられ、どんどんカポエイラが不自由になってきています。ホーダの座り方はこうでなくてはいけない、靴を履かなければジョーゴをしちゃいけない、Tシャツがズボンから出ようものならジョーゴは即刻中断、ホーダのどこからでもコンプラをして良い、volta do mundoは常に時計回り、シャマーダでは目上の人を呼んではいけない・・・、などなど。それぞれのグループが、それぞれの理由を持って独自のルールを設けています。

 もちろん各グループがどんなルールを決めようと、そのグループの自由です。それを自分たちのグループ内だけの話にしておいてもらえれば、別に私がとやかく言う問題でもないんですが、ブラジルでもっともポピュラーなSNS「orkut」でのカポエイラ・フォーラムにおける議論を見ても、それがあたかもカポエイラ全体の「伝統」であるかのごとく、他のグループの人たちをも教化しようと躍起になっている人たちがいます。かつてポルトガルの宣教師たちが「野蛮」なインディオに文明の光を教えてあげようと、キリスト教という自分たちの勝手な「真実」を押し付けた姿に重なります。

 カポエイラの歴史を少し勉強すれば誰にでも分かることですが、これらの決まりは特定のグループ内で作られたもので、カポエイラに昔からあったものではありません。例えばホーダを囲むのに腰を下ろすというのだって、道場で習い事(スポーツ)としてカポエイラが教えられるようになってから始まった傾向です。それまではバテリア(楽器演奏者)もカポエイリスタも立ってホーダを囲むのが一般的でした。だって警察が来たらすぐ逃げなければならなかったんですから。服装だって上半身裸、裸足、短パン、なんでもありでした。路上のホーダの話ですよ。というより当時は路上にしかカポエイラがなかったんです。

 ところでカポエイラにとってこの「路上」という環境はなかなか重要です。「やはり野に置けレンゲソウ」ではありませんが、野生の動物を檻に入れたり、野の花をちょん切って花瓶に挿したりするのは、それはそれで有益な側面もあるでしょうが、やはり自然な状態とはいえません。カポエイラだって、もともと生まれたところに返してやったときにこそ、楽しさも美しさも輝きを取り戻すと思います。カポエイラ・ヴァジアソンが毎月のホーダを体育館の中ではなく、路上にこだわって行っているのもこういう理由によるものです。

 「カポエイラは奴隷たちの自由への希求だ」とパスチーニャは言いました。奴隷たちは自由を求めたんです。今日でも「カポエイラの本質を一言で表現すると?」と聞かれて、多くのメストリたちが「liberdade(自由)」と答えます。誰もが「カポエイラ=自由」だと信じています。あるいは願っています。もちろん奴隷が求めた基本的人権としての「自由」と、カポエイラを楽しむ上で規則に縛られて感じる「不自由さ」とを同じ次元で語るつもりはありませんが、それにしても今日のカポエイラって本当に自由だといえるでしょうか?

 そんな難しい話じゃないんです。そこにいて緊張・ストレスを強いられるホーダ、「間違えたらどうしよう、怒られるんじゃないか、何か注意されるんじゃないか」とビクビクしなければならないホーダは、不自由で楽しくない、というだけのことなんです。規則を増やすから、「間違い」も増えるんですね。

 さらにもうひとつ楽しさを阻害する大きな要因は、暴力性に対する過度な緊張感です。「あの人怖そうだな、ハステイラなんか入れちゃったら、マジギレして無茶苦茶やってくるんじゃないかな?」という、過度の恐怖心もリラックスしてジョーゴを楽しむことを邪魔します。

 もちろんカポエイラは格闘技でもあります。いたるところに罠の仕掛けられたマンジンゲイロどうしの対戦では、常に一定の緊張感を持っておく必要があるのは言うまでもありません。ただそれがお互いの信頼関係に裏付けられたものであるかないかというのは大きな違いです。ハステイラでひっくり返されても、Opa!と笑いながら相手をたたえられるような雰囲気、観客がそれをキャーキャーはやし立てても、誰も眉間にしわを寄せていない雰囲気。転ばしても転ばされてもアミーゴだという相手に対する安心感があるときに、私たちは本当の意味でジョーゴを楽しむことができるのではないでしょうか?

 おしゃべりだってそうですよね。仕事上のお客さんと話すときは、笑顔でいてもどこか作り笑いになっているものです。しかし本当に気心の知れた友達となら、音楽も流れていない車内でとくに言葉を交わしていなくても、全然気まずいことなんかないはずです。カポエイラのホーダも、そういう仲のいい仲間内でやるジョーゴが実は一番楽しいんだと思います。

 フランスはマルセイユを拠点に活躍しているメストリ・カマレオンのグループが、毎年、「Vadiando entre os amigos(アミーゴどうしのカポエイラ)」というイベントを開催しています。リオやバイーアから仲のいいメストリたちをゲストに招いて、あとはヨーロッパ中の、これまた仲のいい人たちだけが集まってカポエイラをするイベントです。これと同じコンセプトのイベントをメストリ・マホンが今年の2月にリオで行って、それには私も参加しました。そのときの居心地の良かったこと。こういうイベントなら日本でもやりたいと思いました。

 こういう提案を聞いて、「何やそれ?」と眉をひそめる人はとりあえず来なくていいんです。しばらくは遠くから様子を見てて、これはよさそうだなと感じられた段階で来ていただくとして、最初は「おお、面白そうだね、やろうやろう」と乗ってくる人たちだけで、こじんまりでいいから、和やかにまったりと楽しみたいものです。


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by vadiacao | 2008-09-26 01:05 | カポエイラ全般

メストリ・フッソの映画『O Zelador』

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 動画紹介だと、皆さんも絡みやすいのか、コメントが増えますね。それに気を良くしてもう一本。『MARÉ CAPOEIRA』にも出ていたメストリ・フッソ(Mestre Russo)のカポエイラ人生を描いたドキュメンタリー映画『O Zelador』を紹介しましょう。

 メストリ・フッソは私も個人的に親しいメストリの一人で、一昨年はカシアスのお宅にもお邪魔したことがあります。そのときバスの中で、ちょうどこの映画の話をしていて、もうすぐ完成すると言っていました。この作品は、たしかイギリス人が制作したものだったと思います。

 彼の住むバイシャーダ・フルミネンセはリオの中でもとりわけ貧しく、犯罪率などもきわめて高い、外国人でなくとも地元のカリオカでも近づくことを避ける地域です。彼の自宅も、メストリが自分でレンガを積んで建てた質素な家で、トイレもバケツの水で流す状況でした。メストリが今の場所に移ってきたときには、裏の森にヒョウが住んでいたと言うんですが、聞き間違えではないかと耳を疑いました。そんな場所です。それでも奥さんのエライニさんはとても明るい人で、初対面の私にも非常によくしてくれました。

 メストリ・フッソは地域の貧しい少年たちに無料でカポエイラを教えている、非常に奇特な人物です。彼のおかげで悪い道から足を洗い、何とか生きのびて来られた少年たちは少なくありません。現在のグループ、コスモス(COSMOS)には、ペイシ、ウルソ、グラフィッチ、ガト・フェリックスといった非常に優れたカポエイリスタが大勢います。

f0036763_1353567.jpg そしてメストリ・フッソといえばカシアスのホーダです。ブラジルでも最も伝統ある路上ホーダのひとつといってもいいでしょう。モライス、コブリーニャ、カミーザといったそうそうたるカポエイリスタたちもこのホーダを通り抜けていきました。そのホーダを今日まで絶やさずに引っ張ってきたのが、他ならぬメストリ・フッソです。そのあたりのストーリーはカポエイラ・ショップ ビリンバウでも販売している彼の著書に詳しく書かれています。興味ある人はぜひ買って下さい。日本人はポル語読めないし、ブラジル人は基本的にあまり本は読まないので、売れないと分かっていながらメストリを支援する意味で1パック(25冊)買ってきました。3年前ですよ!案の定、今日までしっかり残っています(笑)。



 映画の紹介フィルムです。


 この映画のDVDが近くイギリスで発売になる予定だそうです。その話はネットで知ったのですが、またメストリに電話して、もし彼が持っていれば送ってもらおうと考えています。

 この作品の公式サイトはこちら。ストーリー、メストリの紹介、カシアスのホーダについてなど豊富な情報が英語で読めますよ。のぞいてみてください。
 
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by vadiacao | 2008-09-04 01:52 | カポエイラ全般

短編映画『MARÉ CAPOEIRA』 - メストリ・シャミネの紹介

 今日は短編映画『MARÉ CAPOEIRA』を紹介しますね。その中に来年1月にヴァジアソンで招聘するメストリ・シャミネがメストリ役で出演しています。最初にビリンバウを張っている、派手なシャツを来た黒人がその人です。作品の中ではグンガを弾きながら歌を歌うのに徹しているので、彼のジョーゴは見られませんが、その明るい人となり、ホーダの盛り上がりの雰囲気は十分に感じられると思います。

 この映画は、将来はメストリになることを夢見る10歳の少年マレーが主人公。メストリ・シャミネは、その父親で、ホーダを取り仕切るメストリという設定です。マレーがカポエイラに対する思いを自ら語る形でストーリーは進行していきます。

 あらすじを全部言ってしまう前に、まずはご覧あれ。少し見にくいけど英語の字幕が入っています。

前半


 最初にホーダに入っていくのは、カシアスのホーダを取り仕切る、かの有名なメストリ・フッソ(帽子をかぶっている人)とその弟子のグラフィッチです。その背景で歌っている子供が主役なので、ジョーゴがうまく収まりきっていないのが残念ですが・・・。

 そのあとに登場する白人っぽく見える女性はタチアナ。メストリ・マホンのグループの中心メンバーの一人で、私がこれまで出会った女性カポエイリスタの中で最も敬意を払う人の一人です。Não é brincadeira! そのへんの(どの辺のか言えませんが)メストリなど、完全に手玉に取られますよ。実際にこの目で何度も見たんですから。こちらも残念ながら映画の中では、とてもじゃないけど彼女の全貌はうかがい知れません。

 ところで前半の最後のほうでマレーがいいことを言っています。
As histórias nunca morrem numa roda de capoeira.
E todo dia alguem inventa uma chula nova.
Um dia ainda vou inventar a minha.
ちょっと辞書を引いて解読してみてくださいね。


後半


 この映画はマレーのカポエイラに対する思いと、ホーダで知り合った女の子タトゥイー(Tatuí)に対する淡い恋心がテーマです。

 父がビリンバウを弾くホーダで、初めてタトゥイーとジョーゴをしたマレー。タトゥイーの方が優勢と見たのでしょうか。次に入ってきたカポエイリスタは、マレーではなく、タトゥイーを相手として選びました。これがマレーには気に入りません。女の子に負けるなんて・・・。ホーダから出たタトゥイーに目配せをして、もう一度自分とジョーゴをするように誘います。それに笑顔で応じるタトゥイー。ところがシャマーダのとき、マレーが出した奇襲のカベッサーダをタトゥイーはポンチでかわしますが、次の瞬間、逆にハステイラでひっくり返されてしまいます。

 しょんぼりのマレー。お父さんもそれ以上ジョーゴを続けることは認めず、「アデウス アデウス」を歌いだしてホーダを閉めてしまいました。しかしこの出来事がきっかけとなって、マレーとタトゥイーは仲良くなっていきます。海辺で二人ではしゃぐ様子は子供らしいですが、タトゥイーと砂浜に腰を下ろしたときにマレーが言ったせりふは大人顔負けのロマンチックさ!

Foi pela primeira vez que eu gostei de sujar meu abadá.
ニヤリとできなかった人は、辞書を引いてみてくださいね(笑)。

 この映画はパオラ・バヘット監督で、2005年にリオの国際短編映画フェスティバルに出品された作品です。なんかのショーももらっているみたい。ポルトガル語、14分。

 生のメストリ・シャミネが見たい人はぜひ来年の講習会に来てくださいね!
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by vadiacao | 2008-09-02 10:20 | カポエイラ全般


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