カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira-


パポエイラとはカポエイラに関するパポ(おしゃべり)のこと。このホーダにはカポエイラに関心のある人なら誰でも参加できます。いちおう管理人としてグンガは久保原が担当してます。Ie~~
by vadiacao
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カテゴリ:ホーダについて( 37 )

第3回MOVIMENTO NOVO



 3月14日にリオのイパネマで行われた3回目のMOVIMENTO NOVOの導入映像です。フェハによると、これまでで最高の出来だったそうです。いまイタポアンが各ジョーゴの動画を準備しているので、こうご期待!

 MOVIMENTO NOVOというのは文字通り「新しい動き」という意味です。アンゴラのフェハドゥーラ、アバダのロビゾーメン、カテゴリー・タイトルをつけにくいイタポアンといった3人の若者が発起人となって始めた集会です。

 どこに新しさを込めているかと言うと、目的はヴァジアソン、自由で楽しいホーダという当たり前のことです。ただグループのユニフォームを着てこない、ジョーゴの終わりを第三者(メストリとかビリンバウ)が指示しないなど、彼らなりの取り決めもあります。そこではグループとかスタイルを意識しない雰囲気、可能な限りの自由を尊重し、そのかわり自分たちで責任を持ってホーダをコントロールしていくというコンセプトが目指されています。

 参加者の笑顔が素敵ですね!

 今回はメストリ・マホン、メストリ・ネストールもゲスト参加。カポエイラ研究者のマチアス・ローハンも呼ばれ、先日刊行されたジャイール・モウラ著『A CAPOEIRAGEM NO RIO DE JANEIRO』を教材としてミニ講義が行われたようです。

 
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by vadiacao | 2010-03-29 09:21 | ホーダについて

リオのホーダ

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 イタポアン(メストリ・ネストール・カポエイラの息子)が5年以上続けている路上ホーダです。

 リオのプライア近くで、まるで絵ハガキのような美しい眺めですね。キリスト像が立つコルコバードの丘が正面にそびえています。普通のホーダと違ってユニークなのは、いつも日没1時間前から始めること。あえて夕焼けをバックにホーダをしようという粋な嗜好なんです。

 さらに共感できるのは短パン、ビキニなんでもありのリラックスしたホーダであること。ユニフォームを着てきたい人は着てきてもいいよ、と言っています。ただしカポエイラのクオリティーは高いですよ。しかもお日様は待ってくれないということで、開始時間もきっちりしています。

 名古屋の今度の路上ホーダは4月10日午後2時から、いつもの若宮高架下です。地図はこちら
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by vadiacao | 2010-03-26 09:37 | ホーダについて

メストリ・シャミネのジョーゴ

 来年1月に名古屋に招へい予定のメストリ・シャミネのジョーゴを紹介しましょう。どちらも今年の2月にリオで行われたメストリ・マホンのイベントの映像です。これには私も参加していました。


 メストリ・マホンのアカデミアでのホーダで、長身の白い服がメストリ・シャミネ、相手の黄色いシャツはメストリ・ペルナ・ロンガ、あの素晴らしいCDのあのペルナ・ロンガです。グンガを弾いて歌を歌っているのはメストリ・ボカ・ヒーカ、メジオがフェハドゥーラで、ヴィオラはネストール・カポエイラの息子のイタポアンです。ちなみに画面左端に時々見える、アタバキの手前に座っているのは私です。




 このホーダはイベントの最終日にコパカバーナ海岸で行われたものです。メストリ・シャミネの相手はメストリ・ドミンギーニョスですね。ドミンギーニョスは、メストリ・パウロ・ドス・アンジョスの流れをくんでいるメストリです。現在はサンパウロの海岸地方にアカデミアを構えています。ちなみにこのホーダの映像は、私が撮影したものです。そのコピーをフェハドゥーラに送ったので、それが編集されてYouTubeにアップされているみたいです。


 カポエイラ・ヴァジアソンでは、メストリ・シャミネを2009年1月の連休明け、15日ごろに招へいする予定です。講習会の詳細はまた決まり次第お知らせしますので、関心のある方はぜひ予定を空けておいてくださいね。


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by vadiacao | 2008-10-09 02:32 | ホーダについて

メストリ・ヘネのホーダ

 昨日、メストリ・ヘネからYouTubeのリンクを張ったメールが送られてきたので、それを紹介しましょう。

■Fazenda Grande

 フェゼンダ・グランジ(Fazenda Grande)というのは、サルヴァドール市の地区の名前で、少し前までヘネが住んでいた家とアカデミア(道場)のあるところです。現在は彼のお母さんが暮らしています。私が99年に彼と初めて会ったのもここでした。近くにはメストリ・ヴィルジーリオの家もあります。

■Ilha de Maré

 イリャ・ジ・マレー。カポの歌にも頻繁に登場する、かの有名な島ですね。この島には車がありません。ヘネはここに簡素な別宅を持っていて、週末に生徒たちを引き連れて行ってはホーダやイベントを行っています。かつては黒人たちの抵抗の拠点ともなった島だけに、ヘネにとっても強い思い入れのある場所のようです。

■Insurreição Rítmica

 ここは現在の家兼アカデミアで、先日行ったイベントのときのホーダの模様です。1階がアカデミアで、メストリは2階に住んでいます。ダライが1年間お世話になったのも、ここですね。

■Feijoada 2007

 冒頭でジョーゴをしているのはメストリ・ボカ・ヒーカですね。最後に登場する、フェイジョアーダを食べているタンクトップの老人がメストリ・ビゴジーニョです。体を壊して具合がよくないと聞いていたんですが、元気そうに見えますね。


 カポエイラ・ヴァジアソンでは、12月4日から14日までメストリ・ヘネを招聘し、名古屋を中心にカポエイラ講習会を行います。昨年に引き続いて2回目の来日です。関心のある方はぜひご参加くださいね。12月13日(土)には東京にも行く予定です。


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by vadiacao | 2008-10-06 00:52 | ホーダについて

ホーダのスポーツ化 -バチザード雑感-

 この木 なんの木 ヒエラルキー、見たこともない木ですから・・・♪

 ホーダの伝統って、カポエイラのスポーツ化の波の中でどこまで譲れるものなのかな・・・、今年に入っていくつかバチザードに参加する機会があったなかで、最近こんなことを考えています。

 カポエイラの伝統の中ではホーダのコマンドはメストリが握っています。すなわちビリンバウ・グンガはメストリに握られています。ジョーゴをする二人は、ビリンバウのシャマーダによってコントロールされます。

 ところが日本のバチザードのように、しばしば絶対的なメストリが不在で、生徒レベルでビリンバウを担当しているような場合、「プロフェッソール(レッスンを引っ張っているという意味において、とりあえずこの言葉を使っておきます)」のなかには、ビリンバウのコマンドをあえて無視するようなケースが見られます。まだ止めたくないんだ、とばかりに・・・。

 ビリンバウをメストリが弾いている場合、生徒がそれを取り上げるということはまず考えられません。逆に生徒がビリンバウを弾いていて、メストリが代わろうといった場合に、「いいえ、もうちょっとだけ」というのも、絶対に考えられません。

 日本の場合、メストリという存在はいないにせよ、まだまだ狭い世界ですから、誰が先輩で誰が後輩かという程度の区別はお互いにつくと思います。ところが実際には、多少腕に覚えのある生徒や文字通りのチャレンジャーが、きわめて気軽に先生たちからビリンバウを取り上げています。この場合に、あるいは「どうぞジョーゴをしてください」という思いやりがあるのかもしれませんが、本来それはメストリが自分で決めるものなんですね。

 バチザードなどで多くの人が集まる場合、オープン・ホーダで同時に複数のホーダを行うことがあります。ヴァジアソンのバチザードでも、遠方からお越しいただいている方にたっぷりジョーゴをしてもらうためにも、毎回3つのホーダを同時進行しています。今回の大阪もそうでした。

 今回の大阪では、ホーダに秩序を回復させるため!に、カプーのフォルマードが次の二人組みの入るタイミングを仕切っていました。これはおそらく必要な対策です。なぜって、悪名高き「横入り」が横行しすぎていますから。多くの人が順番を待ってホーダを囲んでいるところへ、一部の「プロフェッソール(上と同じ意味の)」たちがどんどん割り込んできます。もちろん本当は彼らにはその権利があるんです。メストリが不在の場合、彼らが「メストリ」ですから、彼らは入りたいときに入って出たいときに出ればいいんですね。ただスポーツ・イベント化したバチザードの中で、それを主催団体の方が独自のやり方で取り仕切っている場合は、それにしたがうのが良識だと思います。都合のいいところだけ、カポの伝統をかざして、スポーツ・ルールに従わないのはおかしいですね。

 それにしても・・・です。本来はビリンバウの下から入るところを、ホーダの向こう側から生徒の上をジャンプして飛び込んできたり、多くの人が座って待っているのに、自分の生徒の背中を押して、横入りをさせたり・・・。押された生徒のほうがバツの悪そうな顔をして、困っているではありませんか。

 カポエイラがスポーツ化すれば、当然ホーダの儀礼も形骸化します。何百人も集まって、3つのホーダが同時進行するなんていう状況は昔はなかったわけですから、新しい状況に応じてそれにふさわしいルールが作られていくのは自然なことです。カポエイラの歴史は、まさに新しい状況に対する適応の歴史でもあったわけですし。そこでビッグ・イベントを整然と運営するために各団体がさまざまな代替ルールに工夫を凝らしています。

 そうであれば、イベントに参加する人たちは主催団体のルールに敬意を払い、それを尊重するべきです。そうでなければ、自分たちが主催するときにも尊重してもらえないわけですからね。実際多くの人は尊重しています。素晴らしいことに、多くの生徒の方々は。むしろ問題は、彼らを導く立場にある「プロフェッソール」の一部にあるような気がします。彼らの中にある傲慢さと弱さが、多くのホーダをむちゃくちゃにしています。不幸なことに、見かけ上強そうな彼らを注意できる人は少ないんですね。カポエイラ・ヴァジアソンのイベントでは、私は言います。メストリ・ブラジリアも言います。だからムッとして翌年は来ない人たちもいます。それはそれでいいと思っています。

 カポエイラの本質はリベルダージ(自由)ですが、やはりそれは無秩序とは違いますね。なんか自由と無秩序なんて、本の黄ばんだページの臭いがするような話題になってきましたが、これから先の日本のカポエイラ・シーンを楽しくしていくためには、どうしても考えなければならない問題だと思います。実際ここで書いているようなことは、伝統とスポーツ化なんて大風呂敷を広げるような次元ではなく、一人ひとりのモラルに帰するようなレベルなんですから。
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by vadiacao | 2007-05-22 09:34 | ホーダについて

「ジ」と「ナ」の違いが生死を分ける?!

 日本語で何気なく「路上ホーダ」「ストリート・ホーダ」といいますが、実はポル語で言うと「roda de rua」「roda na rua」という、微妙にニュアンスの異なる2つの訳し方があります。タイトルで「ジ」と「ナ」の違いと書いたのは、「de」と「na」のことなんですね。

 roda de ruaというと、これは文字通り、路上で生まれ路上で育まれてきたホーダのことです。リオのドゥーキ・ジ・カシアスやサンパウロのヘプーブリカ広場のホーダなどがこれにあたります。そこにはいろんなグループ、いろんなスタイルから腕試しをしたいカポエイリスタたちが集まってきて、一般的にとても緊張感のある雰囲気が漂います。もちろん知り合い同士であれば、穏やかなジョーゴもありますが、ヘプーブリカなどは一時期かなり危険な時代がありました。カポエイリスタというのは、グループへの帰属意識が異常に強い人種ですから、仲間がやられれば、黙ってはいません。ときにはナイフやピストルを忍ばせていて、ホーダの外でジョーゴの決着が付くなんていうこともしばしば見られたのです。

 これに対してroda na ruaというと、「路上において行うホーダ」という意味が正確で、例えば特定のグループが自分たちのグループ・メンバーだけでパフォーマンスを行ったりする場合が考えられます。つまりいつも室内で行っているホーダの開催場所をフーアに持っていっただけですね。

 同じようなニュアンスの違いは、「capoeira de rua」という表現についてもいえます。道場という練習場所を持たず、多くの場合、特定のメストリにも付かずに、ホーダの中でもまれながら習得したカポエイラ。「あいつのはカポエイラ・ジ・フーア」だと誰かが言うとき、「どこの馬の骨か分からない」と、ちょっと蔑んだ意味が込められていたり、「何をしてくるか分からないから気をつけろ」という警告の意味が含まれていることが多いです。

 ところで先日書いた「やはり野に置けカポエイラ」のなかで、私はホーダ・ジ・フーアという表現を使いました。これは、単なるヴァジアソンだけのパフォーマンス・ホーダではなくて、ルールを守れるすべてのカポエイリスタに開かれたホーダだよ、という意味で使っています。べつにカポエイリスタ同士の果し合いの場にするつもりなど毛頭ありませんので、安心して来てくださいね。
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by vadiacao | 2006-01-16 23:25 | ホーダについて

やはり野に置けカポエイラ

 もう少し寒さが落ち着いたら、今年こそは名古屋でもホーダ・ジ・フーア【roda de rua】:路上ホーダを始めたいと思っています。

 フーア(rua)・・・。そこはずっとカポエイラの舞台でした。そこで戦い、そこで殺され、そこで暴れ、そこで取り締まられ・・・。しかしメストリ・ビンバ以降、カポエイラは室内(=道場)に行きました。そこには自ら進んで行った側面と閉じ込められた側面と両方の意味があるんですが、それについては機会を改めます。

 良きにつけ悪しきにつけカポエイラがスポーツとして扱われるようになった今日、カポエイラはスポーツじゃないと主張するアンゴラ系のグループでさえも、練習そのものは、ユニフォームを着て、練習するために確保した室内の場所で活動を行っています。

 しかしホーダ・ジ・フーアの伝統は途切れませんでした。かつてのバイーアでは、リベルダージ【Liberdade】地区のメストリ・ヴァウデマール【Waldemar】、ペロウリーニョのメストリ・パスチーニャ、シャミ・シャミ【Chame chame】地区のメストリ・コブリーニャ・ヴェルジ【Cobrinha Verde】、消失前のメルカード・モデロ【Mercado Modelo】などは、日曜日のカポエイリスタたちのたまり場でした。

 今日のバイーアで言うと、メストリ・ルーア・ハスタが金曜日にジェズース広場で、メストリ・オラボ【Mestre Olavo】が日曜日にサンタ・モニカ地区の自宅前でホーダを行っていますね。もちろん室内ということになれば、メストリ・ジョアン・ピケーノ、ブラジル・カポエイラ・アンゴラ協会【ABCA】をはじめ、多くの団体がそれぞれのホーダを行っています。

f0036763_0354371.jpg リオで最も伝統のあるホーダは、カシアス【Caxias】のものですね。今日メストリ・フッソ【Mestre Russo】がグンガを握るこのホーダには、そうそうたるカポエイリスタたちが通り抜けていきました。モライス、コブリーニャ・マンサ、ガト、カミーザ・・・。まだメストリになる前の若者たちは、このホーダで腕を(足を?)磨きました。いまでもメストリ・コブリーニャ・マンサは、リオに行くたびに、カシアスに立ち寄るそうです。

 このほどメストリ・フッソは、カシアスのホーダ・ジ・フーアの歴史をつづった『Expressoes da Roda Livre(自由なホーダの表情)』という本を出しました。貴重な写真もたくさん収録されているので、ポル語が読めない人もそれなりに楽しめると思います。近日中にカポエイラ・ショップ ビリンバウでも売り出しますので、興味のある方はチェックして見てください。

 サンパウロには、メストリ・アナニアス【Mestre Ananias】が立ち上げたレプーブリカ広場のホーダがあります。ブラジリア、スアスナ、ジョエル、ミゲル・マシャード・・・。このホーダは、バイーアから出てきた「田舎者」たちの交流の拠点でした。

 「やはり野に置けレンゲソウ」という言葉がありますが、カポエイラもフーアで行われるときが一番輝いて見えると、私は思います。ということで、「何曜日にあそこに行けばカポエイラがある」というような場所を名古屋にもそろそろ築いていこうと考えています。
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by vadiacao | 2006-01-12 10:49 | ホーダについて


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