カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira-


パポエイラとはカポエイラに関するパポ(おしゃべり)のこと。このホーダにはカポエイラに関心のある人なら誰でも参加できます。いちおう管理人としてグンガは久保原が担当してます。Ie~~
by vadiacao
カテゴリ
全体
パポエイラについて
カポエイラ全般
音楽(歌・楽器・CD)
カポエイラの技術
レッスンの感想・提案
ホーダについて
カバッサ栽培日記
カポエイラ探検隊
カポル語道場
イベント情報
ヴァジアソンの練習
サンバ
その他・雑談
以前の記事
リンク
■カポエイラの総合サイト:         「カポエイラ入門」

■カポエイラ・グッズ専門:  「カポエイラ・ショップ     ビリンバウ」

■ビリンバウの専門サイト:
「ビリンバウ入門」



<   2008年 09月 ( 17 )   > この月の画像一覧

シーン14 : メストリ来日対策シリーズ「空港で」

 かねてからお知らせしているとおり、10月22日にカポエイラ・ヴァジアソンの師匠メストリ・ブラジリアが来日します。

 そこで、とくにヴァジアソンのポル語勉強会に参加しているメンバーに向けて、メストリと再会したときに想定されるさまざまな場面の会話集を掲載していきます。せっかくの機会なので、いつもの4行にとらわれず、切りのいいまとまりごとに書いていきますね!

 丸暗記するくらいの勢いで、どんどんメストリとコミュニケーションしてみよう!


◆空港で◆

C: Seja bem vindo, mestre!
M: Opa, tudo bem?
C: Tudo. Como foi a viagem? Deu para comer bem no avião?
M: Olha, a viagem foi boa. Agora quanto a comida, foi miserável, viu. Pedi uma comida vegetariana, mas não tinha muita coisa para comer, não.
C: Então tá com fome,ne?
M: Eu tou.
C: Tá. Vamo passar num restaurante primeiro. Depois a gente vai para a casa.
M: Tudo bem. Você é que sabe.

**************************************

C: ようこそ、メストリ。
M: おう、元気か?
C: 元気です。旅行はどうでしたか?機内ではちゃんと食べられました?
M: まぁね、旅行自体は良かったよ。食べ物については、悲惨だったよ。ベジタリアン食を頼んだけど、あまり食べられるものはなかったなぁ。
C: じゃぁお腹すいてますね?
M: うん、すいてるよ。
C: では先にレストランによってから家に行きましょう。
M: うん、いいよ。まかせるよ。

**************************************
 これはまさに毎年の空港での会話をライブ中継したような、まったく生々しいやり取りです(笑)。ベジタリアンのメストリ・ブラジリアは、いつも食べるものに苦労してるので、こんな話から始まるんです。

 「Seja bem vindo」は、日本語の「ようこそ!」に当たる最も一般的な言い方です。逆に見送るときは、おなじみ「Boa viagem!(いい旅を)」ですね。

 「como foi ~」は、もう終わってしまったことに対して、「~はどうだった?」と聞くばあいに、広く使えます。いくつか例を挙げると、

Como foi a festa? Tinha muita gente?
(パーティーはどうだった?たくさん人集まった?)
Como foi ontem? Você saiu com ela, ne?
(昨日はどうだったんだよ?彼女と出かけたんだろ?)
 あるいは「foi」の部分を未来形にすれば、

Como vai ser o batizado? Eu vou trocar o cordão?
(バチザードはどうなるの?私は新しい帯をもらうの?)
と、これから起こることの起こり方を尋ねることができます。さらに疑問詞を変えるだけで

Onde vai ser o batizado?(バチザードはどこであるの?)
Quando vai ser o batizado?(バチザードはいつあるの?)
という使い方もあります。

 「dá para+動詞原型」は「~できる」という、「poder+動詞原型」と同じ意味になります。「deu」は「dar」の過去形なので、「~できた」という意味になりますね。会話では非常に良く用いられる言い回しなので、確実に覚えておいてくださいね。「poder」の場合と同じで、「~することができる」という可能性を表す意味のほか、「~してくれますか」という依頼を表すこともできますよ。たとえば

Não dá para comer mais.(もう食べられないよ)
Dá para falar mais alto?(もう少し大きな声で話してくれますか)
 「quanto a~」で「~に関しては、~については」の意味です。これも良く使います。
 
 「Você é que sabe」は、いわゆる強調構文で、文字通りに訳せば「知っているのは君だ」という意味になります。しかし実際には「知っているのは君だ」→「君が決めてくれればいい」→「まかせるよ」程度の意味になります。ほとんど同じ意味の表現に「Você é que manda(命令するのは君だ)」というのもあって、「私は君の言うとおりにするよ」→「まかせるよ」のような感じですね。どちらも非常に良く使います。


[PR]
by vadiacao | 2008-09-30 15:50 | カポル語道場

群馬で第1回全日本カポエイラ祭り

 今朝ポスターの画像がメールで送られてきました。

 カポエイラ・ヴァジアソンからも久保原を含め、何人かのメンバーが参加しますよ。

 カポエイラ・ショップ ビリンバウも出店して、CDからビリンバウまで特別価格で販売しますよ。サイトに掲載していないものも持っていく予定です。もし当日、会場でお受け取りになりたいものがあれば、事前に連絡ください。

f0036763_1503965.jpg


[PR]
by vadiacao | 2008-09-30 01:54 | カポエイラ全般

☆★メストリ・ブラジリア講習会とヴァジアソンのバチザード★☆

f0036763_1491599.jpg

















 メストリ・ブラジリアが10月22日に来日します。

 名古屋では平日は毎晩、週末は一日中練習をします。

 10月25日(土)は東京の千代田区立スポーツセンターにも行く予定です。

 カポエイラ・ヴァジアソンのバチザードは11月2日(日)午後1時半から名古屋市中スポーツセンター第2競技場で行います。この日の午前中は、例年通り講習会も行いますよ。

 詳しいスケジュール、参加申し込みなどはこちら


[PR]
by vadiacao | 2008-09-29 01:46 | カポエイラ全般

シーン13 : 他団体のホーダで3

C: Valeu, mestre. Muito obrigado.
M: Nada, Caporou. Apareça mais vezes.
C: Quando é que vai ser a próxima?
M: Aqui tamos fazendo a roda todos os domingos a partir das 2:00 da tarde.

**************************************

C: どうも、メストリ。ありがとうございました。
M: いやいや、カポ郎。またおいでよ。
C: 次はいつですか?
M: ここは毎週日曜日、午後2時からやってるよ。

**************************************
 ホーダが終わって帰り際のお礼を言う場面です。

 「valeu」というのは、結構フランクな会話で使う表現で、日本語の「どうも」くらいの意味です。ここではメストリに対して使っていますが、あまり親しくない間柄では最初は使わないほうがいいでしょう。友達どうしでは、まったく問題ないですよ

 「apareça」は文法的に言えば動詞「aparecer(現れる)」の命令形ですが、実際の意味合いには命令する感じはないです。むしろ親しみを表して、これからもおいでと誘う意味が強調されます。

 「Quando é que vai ser a proxima?」の「é que」は、話し言葉ではよく使われるんですけれど、これも一種の強調のようなものですかね。別になくてもまったく関係ないわけで、「Quando vai ser a proxima?」というのが、むしろ教科書的な表現です。

 カポの歌にも、例えばメストリ・カンジキーニャのラダイーニャで、

Oi meu Deus, o que é que eu faço?
Para viver neste mundo
とか、コヒードで

Como é que eu chamo?
Cordão de Ouro
というのがありましたね。

 「a próxima」は、その後に「roda」が省略されているので、女性冠詞の「a」になっています。

 「毎週日曜日」の「todos os domingos」に関連して、混乱しやすい表現を整理しておきましょう。なんで同じ意味なのに、どっちでもいいの?と思いますよね。どっちか一つにしてくれればいいのに!

todos os domingos(毎週日曜日)
todo domingo(毎週日曜日)
todo o domingo(日曜日まるまる一日)
o domingo todo(日曜日まるまる一日)
 時間の表現で「~から」という場合、現在か未来を起点にする場合は「a partir de」を、過去を起点にする場合は「desde」を使います。例えば

Vou fazer regime a partir de hoje.(今日からダイエットをするぞ!)
Estou de regime desde ontem.(昨日からダイエットをしています)
 私もダイエット、頑張るぞ!


[PR]
by vadiacao | 2008-09-28 23:38 | カポル語道場

交流の可能性

 前の記事のつきさんのコメントを受けて、

 コメント欄にお返事を書くには長くなりすぎるのと、さまざまな付随する話題が出てくるので、こうして本文として考えを書きますね。

***********************************

 他のグループと交流するときの実際はまったくそのとおりですよね。お邪魔するグループのルールを尊重するのは最低限のマナーだと思います。『カポエイラ音楽の手引き』にも書きましたが、玄関で靴を脱ぐ家にお邪魔したら、たとえ自分の家が土足でも、やはり脱がなければならないのと同じですもんね。

 ところが現実にはそういう最低限のマナーさえも危ういのが現状です。

 何年か前のあるバチザードで、ノリノリになったある他団体のプロフェッソールが、主催団体のリーダーがコマンドしているホーダを、横から「イエッ」と言って、終わらせてしまった光景を見ました。私の「常識」では、ホーダやジョーゴを中断するかどうかを決めるのはホーダを取り仕切っている主催団体のリーダーだと考えます。私から見れば、このプロフェッソールの行為は明らかな越権だし、バチザード・ジャックとでも言うべき、乗っ取り行為だと思います。しかしそこの主催団体のリーダーは何も言いませんでした。したがって私も何も言いませんでした。これはほんの一例です。

 ただ私が前の記事「新しいタイプのイベントの構想」で言いたかったのは、グループ間にあるルールの違いを無くそうとか統一しようということではなくて、ちょっと悲観的かもしれませんが、そんなに神経を使わなくてすむ仲良しグループだけで楽しんでいればいいじゃないかという、当たり前といえば当たり前の話なんです。ルールがあまりにもかけ離れている場合には、交流そのものが気詰まりだから、そういうわずらわしい付き合いは止めてしまおうというわけです。

 「新しいイベント」などと風呂敷を広げてしまったから誤解を招いてしまったかもしれませんが、私が想定しているのは、全てのカポエイリスタに向けてのイベントではなく、ルールを間違えるとかそもそも気にしなくて済むような仲良しグループの輪を強めようという方向です。

 「ルールの違い」と言うのは簡単ですが、実際にはそのルールを支えている、カポエイラに対する見方・考え方というのがあるわけで、それがまったく正反対のようなグループもあるわけです。「同じカポエイリスタじゃないか」というには、カポエイラ界の実情はあまりにも多様になりすぎています。

 そういう意味では、こんど10月12日に群馬県の大泉町で行われる「All Japan Capoeira Festival 2008」ですか。あれがどういう形をとるのか、興味深く見届けようと思っています。どういう形の交流が可能なのか?その交流はどれほど実り多いものなのか?それよりも何よりも、どれほど楽しいものになるのか?もっとも参加予定団体を見ると、ホーダをやった際、ルールの面で明らかに食い違いそうな団体は、すでにそこには入っていませんけどね。

 いい意味で私の期待が裏切られて、まだまだ多くのグループとの交流の可能性が開けることを、本当は私も期待しています。でも、傷つくのが怖いから、最初から過剰な期待はしないようにしているの(笑)乙女チックに!


[PR]
by vadiacao | 2008-09-28 01:02 | カポエイラ全般

新しいタイプのイベントの構想

 バチザードでも講習会でもない、ただひたすらカポエイラを満喫するためだけの、ゆる~い集まり。そんな集まりを作れないだろうか、と少し前から構想しています。

 カポエイラで何が楽しいといって、気のおけない仲間とホーダを囲み、冗談を言いながらただジョーゴをする。やめたいときにやめられる、飲みたいときに飲める、最初から最後まで笑顔の絶えない、そんな集まりです。

 「正しい、正しくない」というのはグループによってさまざまな基準があるでしょうが、「楽しい、楽しくない」というのは、もっと単純で、理屈じゃないところがあります。そのむかしバイーアの広場や港で行われていたヴァジアソン(カポエイラ)のイメージ。ありあわせの楽器を持ち寄って、着のみ着のままホーダを楽しむ。仕事の休憩時間や日曜の昼下がりに、自然に起こってくる遊びの輪。

 「あれをやっちゃいけない、こうしなければいけない」。カポエイラがスポーツ化されてから、ユニフォームができ、グループごとにさまざまな規則がつくられ、どんどんカポエイラが不自由になってきています。ホーダの座り方はこうでなくてはいけない、靴を履かなければジョーゴをしちゃいけない、Tシャツがズボンから出ようものならジョーゴは即刻中断、ホーダのどこからでもコンプラをして良い、volta do mundoは常に時計回り、シャマーダでは目上の人を呼んではいけない・・・、などなど。それぞれのグループが、それぞれの理由を持って独自のルールを設けています。

 もちろん各グループがどんなルールを決めようと、そのグループの自由です。それを自分たちのグループ内だけの話にしておいてもらえれば、別に私がとやかく言う問題でもないんですが、ブラジルでもっともポピュラーなSNS「orkut」でのカポエイラ・フォーラムにおける議論を見ても、それがあたかもカポエイラ全体の「伝統」であるかのごとく、他のグループの人たちをも教化しようと躍起になっている人たちがいます。かつてポルトガルの宣教師たちが「野蛮」なインディオに文明の光を教えてあげようと、キリスト教という自分たちの勝手な「真実」を押し付けた姿に重なります。

 カポエイラの歴史を少し勉強すれば誰にでも分かることですが、これらの決まりは特定のグループ内で作られたもので、カポエイラに昔からあったものではありません。例えばホーダを囲むのに腰を下ろすというのだって、道場で習い事(スポーツ)としてカポエイラが教えられるようになってから始まった傾向です。それまではバテリア(楽器演奏者)もカポエイリスタも立ってホーダを囲むのが一般的でした。だって警察が来たらすぐ逃げなければならなかったんですから。服装だって上半身裸、裸足、短パン、なんでもありでした。路上のホーダの話ですよ。というより当時は路上にしかカポエイラがなかったんです。

 ところでカポエイラにとってこの「路上」という環境はなかなか重要です。「やはり野に置けレンゲソウ」ではありませんが、野生の動物を檻に入れたり、野の花をちょん切って花瓶に挿したりするのは、それはそれで有益な側面もあるでしょうが、やはり自然な状態とはいえません。カポエイラだって、もともと生まれたところに返してやったときにこそ、楽しさも美しさも輝きを取り戻すと思います。カポエイラ・ヴァジアソンが毎月のホーダを体育館の中ではなく、路上にこだわって行っているのもこういう理由によるものです。

 「カポエイラは奴隷たちの自由への希求だ」とパスチーニャは言いました。奴隷たちは自由を求めたんです。今日でも「カポエイラの本質を一言で表現すると?」と聞かれて、多くのメストリたちが「liberdade(自由)」と答えます。誰もが「カポエイラ=自由」だと信じています。あるいは願っています。もちろん奴隷が求めた基本的人権としての「自由」と、カポエイラを楽しむ上で規則に縛られて感じる「不自由さ」とを同じ次元で語るつもりはありませんが、それにしても今日のカポエイラって本当に自由だといえるでしょうか?

 そんな難しい話じゃないんです。そこにいて緊張・ストレスを強いられるホーダ、「間違えたらどうしよう、怒られるんじゃないか、何か注意されるんじゃないか」とビクビクしなければならないホーダは、不自由で楽しくない、というだけのことなんです。規則を増やすから、「間違い」も増えるんですね。

 さらにもうひとつ楽しさを阻害する大きな要因は、暴力性に対する過度な緊張感です。「あの人怖そうだな、ハステイラなんか入れちゃったら、マジギレして無茶苦茶やってくるんじゃないかな?」という、過度の恐怖心もリラックスしてジョーゴを楽しむことを邪魔します。

 もちろんカポエイラは格闘技でもあります。いたるところに罠の仕掛けられたマンジンゲイロどうしの対戦では、常に一定の緊張感を持っておく必要があるのは言うまでもありません。ただそれがお互いの信頼関係に裏付けられたものであるかないかというのは大きな違いです。ハステイラでひっくり返されても、Opa!と笑いながら相手をたたえられるような雰囲気、観客がそれをキャーキャーはやし立てても、誰も眉間にしわを寄せていない雰囲気。転ばしても転ばされてもアミーゴだという相手に対する安心感があるときに、私たちは本当の意味でジョーゴを楽しむことができるのではないでしょうか?

 おしゃべりだってそうですよね。仕事上のお客さんと話すときは、笑顔でいてもどこか作り笑いになっているものです。しかし本当に気心の知れた友達となら、音楽も流れていない車内でとくに言葉を交わしていなくても、全然気まずいことなんかないはずです。カポエイラのホーダも、そういう仲のいい仲間内でやるジョーゴが実は一番楽しいんだと思います。

 フランスはマルセイユを拠点に活躍しているメストリ・カマレオンのグループが、毎年、「Vadiando entre os amigos(アミーゴどうしのカポエイラ)」というイベントを開催しています。リオやバイーアから仲のいいメストリたちをゲストに招いて、あとはヨーロッパ中の、これまた仲のいい人たちだけが集まってカポエイラをするイベントです。これと同じコンセプトのイベントをメストリ・マホンが今年の2月にリオで行って、それには私も参加しました。そのときの居心地の良かったこと。こういうイベントなら日本でもやりたいと思いました。

 こういう提案を聞いて、「何やそれ?」と眉をひそめる人はとりあえず来なくていいんです。しばらくは遠くから様子を見てて、これはよさそうだなと感じられた段階で来ていただくとして、最初は「おお、面白そうだね、やろうやろう」と乗ってくる人たちだけで、こじんまりでいいから、和やかにまったりと楽しみたいものです。


[PR]
by vadiacao | 2008-09-26 01:05 | カポエイラ全般

「肝が据わっている」タチアナのジョ-ゴ

 前に紹介した映画『Maré Capoeira』の記事で、「最も敬意を払う女性カポエイリスタの一人」と書いたタチアナのジョーゴを紹介します。

 彼女は、リオのメストリ・マホンのグループ・メンバーで、フェハドゥーラたちと一緒に練習しています。今回の映像も今年の7月にマホンとメストリ・ゼー・バイアーノ、コントラ・メストリ・ユーリとともにヨーロッパを回ったときのものです。





 彼女のジョーゴを見て改めて思うのは、ジョーゴにおける気持ちの持ち方の重要性ですね。例えば女性が男性とするとき、あるいは小柄な男性が筋骨隆々とした男性とするとき、あるいは有名なメストリとするとき、私たちは最初から萎縮してしまいがちです。実際には始まってみなければ分からないのに、向こうのほうが上手いはずだというイメージに飲まれてしまうんですね。これが私たちのジョーゴを制約する最も大きな要因だと私は考えています。

 ところがタチアナにはそれがまったく見られません。逆に「おいおい、そんなことして大丈夫か?相手を怒らせちゃうんじゃないか?」と見ているこっちがドキドキさせられたりします。しかし彼女が本当にすごいのは、それで相手がかっとしても、まったく物怖じせず、むしろさらに冷静に立ち回って、相手をひっくり返してしまうところです。そういうことができるのは、単に精神的に大胆なだけでなく、しっかりした技術的な裏づけがあるからですね。それが見ていてとても小気味いいんです。

 そういうシーンを私は何度も目の当たりにしてきましたが、たぶんこの映像からもそういう片鱗は伝わるのではないかと思います。

 メストリ・マホンとは、次の機会に日本に呼べるよう話をしていますので、タチアナも一緒に呼べるかもしれません。ヴァジアソンの女性メンバーにも、ぜひ会わせたいカポエイリスタです。





[PR]
by vadiacao | 2008-09-23 22:33 | カポエイラの技術

シーン12 : 他団体のホーダで2

M: Você joga bem. Quanto tempo treina capoeira?
C: Faz 5(cinco) anos.
M: Legal. Vamos jogar pouquinho.
C: Vamo.

*************************************

M: なかなか上手いね。どれだけカポエイラをしているの?
C: 5年です。
M: おう、いいね。少しジョーゴをしよう。
C: はい、しましょう。

*************************************
 1回ジョーゴをした後の会話ですね。メストリがほめてくれました。お世辞ではなく、本当になかなかやるなと思ったときは、たいてい何年カポエイラをしているのかと聞いてくるものです。

 「Quanto tempo(どれだけの時間)」という疑問詞は前にも出てきました。英語の「How long」にあたります。

Quanto tempo leva daqui à estação Liberdade?
(ここからリベルダージ駅までどれくらいかかりますか?)
Quanto tempo dura a pilha?
(電池はどれくらい持ちますか?)
 もし長く会っていなかった人にばったり会ったとき「Quanto tempo」と言えば、「久しぶり!」の意味にもなります。この場合は「Faz quanto tempo nós não vemos?(どれくらい会っていなかったかな?)」が省略された形だと思われます。

 「legal」は文字通りは「合法的な、法律上の」という意味ですが、「いいね、すてきだね」という相づちにも一般的に使われます。「レガウ」と発音します。カポの歌でもこんなのがありました。

É legal, é legal(素晴らしい、素晴らしい)
Jogar capoeira é negócio legal(カポエイラをするのは素晴らしい)
 「
[PR]
by vadiacao | 2008-09-22 21:57 | カポル語道場

ヴァジアソン 秋からスタートの新クラス

 カポエイラ・ヴァジアソンでは、10月から次の2つの新しいクラスをスタートします。レッスンはいずれも久保原が担当します。


■「こどもカポエイラ」 @JEUGIAカルチャーセンター イオン千種
 毎週火曜日 午後4時30分から5時30分
f0036763_2310789.jpg











 現在ヴァジアソン唯一の子供クラスです。小学校2年生以上を対象としています。大人の中に交じるよりも楽しくまとまりのある練習ができますので、子供さんはこちらのクラスに参加をお勧めします。親子での参加もできますよ!



■「カポエイラ」 @アイレクス スポーツクラブ豊田
 毎週金曜日 午後7時45分から8時45分
f0036763_23102779.gif












 地域密着型の素晴らしいスポーツクラブにカポエイラ・クラスが導入されます。豊田市といえばヴァジアソン発足当初から豊田市国際交流協会(TIA)や保見団地でレッスンを行ってきた「古巣」でもあります。



 そのほかの既存のクラスは、「カポエイラ入門」のスケジュールをご覧ください。


[PR]
by vadiacao | 2008-09-19 23:01 | レッスンの感想・提案

本場ヘコンカヴォのサンバ・ジ・ホーダ映像

 今年のカポエイラ探検隊で知り合ったリオのカポエイリスタがサンバ・ジ・ホーダの研究家で、その彼が今年の8月に本場バイーアはヘコンカヴォを取材に訪れて貴重なドキュメンタリーを作成しました。その一部がYouTubeに公開されているので紹介しますね。

 私たちがカポエイラの最後にやるサンバ・ジ・ホーダとはまた違った、むしろこちらが元祖、オリジナル、源流のサンバ・ジ・ホーダです。


第1部



第2部



第3部

[PR]
by vadiacao | 2008-09-16 10:35 | 音楽(歌・楽器・CD)


最新の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧