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カポエイラ・ブログ -Roda de Papoeira-


パポエイラとはカポエイラに関するパポ(おしゃべり)のこと。このホーダにはカポエイラに関心のある人なら誰でも参加できます。いちおう管理人としてグンガは久保原が担当してます。Ie~~
by vadiacao
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『Na roda da capoeira』 12

【訳出済み】 今回の範囲は30ページの「rutual das rodas」から32ページの下から7行目「iniciar seu ritual」まで。


『Na roda da capoeira』 12_f0036763_1548982.jpg

ビリンバウの奏者がコヒード(2行か4行の短いフレーズからなる曲)を歌い、ホーダの取り巻きの人々がそれを繰り返す。

 サン・ベントはアンゴラの守護聖人で、2つのビリンバウのリズムの名前にもなっている。様々なリズムにしたがって、ホーダをコマンドするメストリはプレーヤーにジョーゴを促し、ジョーゴの始まりと終わりもメストリが決める。もしビジターがジョーゴをしたいと思えば、メストリの許可を得なければならない。一般的に誰でもホーダで楽しむことができる。とりわけ今日では女性や子供の参加が多くなってきている。

『Na roda da capoeira』 12_f0036763_15482645.jpg

メストリがいないときは最も古い生徒がグンガ(もっとも音の低いビリンバウ)を弾き、ホーダの責任者となる。カポエイラ・アンゴラのホーダではゲームの時間はより長く、数分にわたるが、決まった時間というものはない。ゲームは、グンガが特定のリズムでサインと送ったときに終了する。それは相手と握手をして、次のペアに場所を譲る合図なのだ。

 ヘジオナウ、あるいは腰帯を用いるグループでは、ビリンバウによるコマンドはなく、ゲームの時間は1分に満たないこともある。それは「ジョーゴ・ジ・コンプラ(ゲームを買う)」と呼ばれ、次の一人がゲームをしているペアの間に割って入り、そのうちの一人を選んでジョーゴを続けるというものだ。

 グループやメストリごとにホーダに対するそれぞれの考え方があるのは言うまでもない。そのため上に記述したルールは固定したものではなく、どのグループでも通用すると考えてはいけない。そうではありながら多くのホーダは、お別れの歌で締めくくられることが一般的だ。

コヒード

 ヘジオナウでは、ホーダのはじめ方が違っていて、メストリ・ビンバはラダイーニャではなくクアドラという形式を採用した。

クワドラ

by vadiacao | 2010-10-24 00:39 | カポル語道場
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